スタッフブログ

2013/09/28尿蛋白,尿タンパク

提携医療機関の基準値
・蛋白定性:(-)~(±)

日内変動(6:00頃に最低値,15:00頃に最高値)があり,立位,運動後,多量の肉食後,発熱時などにおいて,尿中の蛋白排泄の増加がみられる.

尿中には,正常でも微量の蛋白が存在します.
異常を呈する疾患としては,原発性の腎疾患,糖尿病性腎症,アミロイドーシス,腎硬化症などがあげられます.

健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の健康管理に注意するようにしましょう.

2013/09/27塩素(Cl)

提携医療機関の基準値
・98~108mEq/l

食事により,胃液の分泌が刺激されると僅かであるが,低下します.
年齢による影響は,Naよりも大きく,乳児で高い傾向があり,加齢に従って低下します.
また,女性は男性よりも高い傾向を示します.

Naと同様,細胞外液の量と浸透圧を規定するのに重要な役割を担っています.
Clは,Naとともに血清濃度や尿中排泄量を測定することにより,体液の量や浸透圧の維持,および酸塩基平衡の調節に係る病態生理に関する情報を得ることができます.

健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の健康管理に注意するようにしましょう.

2013/09/26カリウム(K)

提携医療機関の基準値
・3.5~5.0mEq/l

Kは,幼少児にやや高い傾向見られます.
また,日内変動があり,若干食事や運動の影響を受けますので,測定は早朝空腹時がよいです.

細胞内外のK濃度は,細胞の機能を保持する上で極めて重要であり,血清K値の高値(7.0mEq/l以上)や低値(2.0mEq/l以下)では,致命的な不整脈をきたすことがあります.

健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の健康管理に注意するようにしましょう.

2013/09/25ナトリウム(Na)

提携医療機関の基準値
・135~145mEq/l

細胞外液中の浸透圧を左右する物質の大半は,Naとそれに伴う陰イオンで占められ,細胞外液の量と浸透圧を規定するのに重要な役割を担っています.
Naは,Clとともに血清濃度や尿中排泄量を測定することにより,体液の量や浸透圧の維持,および酸塩基平衡の調節に係る病態生理に関する情報を得ることができます.

健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の健康管理に注意するようにしましょう.

2013/09/24アルブミン(ALB)

提携医療機関の基準値
・3.7~5.5g/dl

ALBは,肝臓で作られ,血清総タンパクの約2/3を占めます.
高齢者では,成人と比較し,やや低い傾向があります.

何らかの障害で肝機能が低下すると,生成能力が落ち,数値が低くなります.
当然のことながら,ALBが減少すると,A/G比に影響があります.

健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の健康管理に注意するようにしましょう.

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