スタッフブログ

2013/10/11ヘマトクリット(Ht)

提携医療機関の基準値
・男性:40.4~51.9%
・女性:34.3~45.2%

正常成人では,赤血球数と同様,男性と比較して女性で低値を示し,新生児は高値を示します.

ヘマトクリット,赤血球数,ヘモグロビン量が基準値以下の場合を貧血,基準値以上の場合を赤血球増加(多)症または多血症と呼びますが,実際に体内の赤血球量が変化しているものと,循環血漿量の変化による見かけ上のものがあります.

ボランティア応募の際,特に注意を要するべきことはありません.

2013/10/10血色素量,ヘモグロビン量(Hb)

提携医療機関の基準値
・男性:13.6~18.3g/dl
・女性:11.2~15.2g/dl

正常成人では,男性と比較して女性で低値を示し,新生児は高値を示しますが,すぐに低下して生後数ヶ月で最低値となります.
その後,徐々に増加していき,思春期頃に成人レベルに達するとともに,性差が表れ,高齢になると性差が少なくなります.

血色素量は,単位容積あたりのヘモグロビン含有量を調べる検査であり,その結果から貧血や赤血球増加症の有無や程度の判定を行います.
血色素量が低値を示すと貧血,高値を示すと赤血球増加症を疑うが,即断はできない.

ボランティア応募の際,特に注意を要するべきことはありません.

2013/10/09赤血球数(RBC)

提携医療機関の基準値
・男性:438~577万/μl
・女性:376~516万/μl

正常成人では,男性と比較して女性で低値を示し,新生児は高値を示します.

赤血球は,他の血球に比べ,抹消血における寿命が長いため,ほぼ一定の値が維持されています.
病的な場合でも,急な溶血・出血・脱水を除き,急激な変化は起こりにくい.

ボランティア応募の際,特に注意を要するべきことはありません.

2013/10/08白血球数(WBC)

提携医療機関の基準値
・3,500~9,700/μl

白血球数は,運動,ストレス,寒冷などでも増加します.
生理的変動の幅が大きく,同一の人物でもすぐに変動します.
また,若年の場合,年齢によっても大きく変わりますが,ある程度の年齢(15歳前後)を過ぎると,大きな変化はみられません.

白血球数は,白血病,顆粒球減少症などで必須の検査項目であるが,血液,骨髄,生化学的検査と総合して病態を判断する必要性があります.

健康成人でも容易に変動しますが,基準値の幅が大きいため,特に気をつけることはありません.

2013/10/07尿潜血反応

提携医療機関の基準値
・試験紙法:(-)

激しい運動後,長時間の立位後,寒冷などにより,健康成人でも潜血反応の増悪や血尿となることがあります.
男性は,加齢により増加(特に50歳以上)するが,女性は20~40歳代で増加する.

腎疾患の早期発見の面から,その臨床的意義は大きい.

健康成人でもみられることがあるので,ボランティア応募の際は,激しい運動を控えることを心がけるようにしましょう.

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