株式会社メディフォムは医療機関の治験業務を支援/補助する治験施設支援機関(SMO)です。
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スタッフブログ
2013/09/23
アルブミン/グロブリン比(A/G)
提携医療機関の基準値
・1.300~2.00
血清総タンパク中のアルブミンとグロブリンの比のことをA/G比といいます.
アルブミンとグロブリンの割合が基準値から大きく逸脱する場合,何らかの障害がある可能性があります.
病気の特定には至りませんので,他の検査を合わせて行うことが多いです.
健康成人の場合,ボランティア応募に際して,特に注意することはありません.
2013/09/19
総蛋白,総タンパク(TP)
提携医療機関の基準値
・6.5~8.2g/dl
TPは,性差がみられないとされるが,小児では女性がやや高い傾向があります.
また,高齢者では,成人と比較し,やや低い傾向があります.
時間,季節,体位なども数値に影響するので,採血時には,日内変動,日差変動,および仰臥位,坐位,立位などの姿勢を考慮する必要があります.
これらの変動は,血液の濃縮に起因すると思われます.
健康成人でも運動などにより血液が濃縮すると,TPが高くなりやすいので,ボランティア応募の方は,
適度に水分を補給すること
が,選抜されるコツです.
2013/09/18
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(GPT)
提携医療機関の基準値
・5~45U/l
ALTには,性差がみられず,若年者で高齢者よりやや高い傾向があります.
また,食事や妊娠による影響はみられないが,激しい運動や分娩時には軽度の上昇がみられます.
激しい運動後の変動は,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)の方が大きい.
ALTを多く含む臓器(主に肝臓)の障害を疑う際,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)とともに検査します.
肝臓の機能を検査しているわけではなく,細胞障害により逸脱する酵素をみる検査です.
健康成人でもアルコールなどにより,ALTが高くなりやすいので,ボランティア応募の方は,
飲酒を控えること
が,選抜されるコツです.
2013/09/17
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT)
提携医療機関の基準値
・10~40U/l
ASTには,性差がみられず,若年者で高齢者よりやや高い傾向があります.
また,食事や妊娠による影響はみられないが,激しい運動や分娩時には軽度の上昇がみられます.
ASTを多く含む臓器(主に心筋,肝臓)の障害を疑う際,アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)とともに検査します.
肝臓の機能を検査しているわけではなく,細胞障害により逸脱する酵素をみる検査です.
健康成人でもアルコールなどにより,ASTが高くなりやすいので,ボランティア応募の方は,
飲酒を控えること
が,選抜されるコツです.
2013/09/13
クレアチニン(CREA)
提携医療機関の基準値
・男性:0.65~1.09mg/dl
・女性:0.46~0.82mg/dl
筋肉総量と相関するため,成人男性では,成人女性に比べ高値を示す傾向があります.
CREAは,高齢者で低下傾向を示し,高蛋白食の摂取により高値を示す傾向があります.
高値を呈する疾患として,種々の腎疾患,尿毒症,末端肥大症などが上げられます.
低値を示す場合として,筋肉量の減少,長期の臥床,多尿,筋疾患などがあります.
健康成人でも蛋白摂取量に影響されるため,ボランティア応募の方は,
スクリーニング検査前の食事に注意を払うこと
が,選抜されるコツです.
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