2013/10/04尿反応,尿pH
提携医療機関の基準値
・pH4.8~7.5
尿が酸性かアルカリ性であるか調べる検査で,通常,弱酸性を示しますが,食事,運動などにより,健康成人でも大きく変動します.
動物性食品を摂取した場合,酸性に傾き,植物性食品を摂取した場合,アルカリ性に傾きます.
睡眠中は,二酸化炭素が蓄積されるため,また,激しい運動後は,乳酸の影響で酸性に傾きます.
尿pHが異常を示す病態として,糖尿病,痛風,腎炎,発熱,脱水,下痢,嘔吐,過呼吸などが上げられます.
健康成人では,特に注意することはありませんが,ボランティア応募の際は,普段の食事や運動量などに注意するようにしましょう.