2013/09/17アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT)
提携医療機関の基準値
・10~40U/l
ASTには,性差がみられず,若年者で高齢者よりやや高い傾向があります.
また,食事や妊娠による影響はみられないが,激しい運動や分娩時には軽度の上昇がみられます.
ASTを多く含む臓器(主に心筋,肝臓)の障害を疑う際,アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)とともに検査します.
肝臓の機能を検査しているわけではなく,細胞障害により逸脱する酵素をみる検査です.
健康成人でもアルコールなどにより,ASTが高くなりやすいので,ボランティア応募の方は,飲酒を控えることが,選抜されるコツです.